【レイキとの出会い⑤】初めてのレイキの練習交流会と心の浄化
悲しいこと,辛いことがあったとき,それを表に出さずに心にふたをしてしまうことがあると思います。
レイキ(靈氣)を受けると心が緩んで,気がつかないうちに心にため込んでいたそのような感情が,自然な形で溶けだして癒されることがありました。
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それを最初に体験したのは,レイキスクール「香りの森」の「練習交流会」に初めて参加したときでした。
それはちょっと不思議な体験でした。
レイキと共に過ごした10日間の入院生活 を終え,退院後,2か月近く経っていました。
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練習交流会の日の朝は体調が悪く,とても疲れていました。
その頃,術後の病理検査の結果が当初の予想よりもよくなかったのをきっかけに,心と身体が緊張ぎみになっていたのです。
当日は夫に車で送ってもらい、スクールまで何とかたどり着きましたが,具合が悪くなったら部屋の隅で休ませていただくつもりでいました。
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ところがスクールに着いていざ部屋に入ってみると,少し元気が出てきたのです。
その場にいらっしゃった仁科まさき先生や受講生さんたちのエネルギー,そしてお部屋のエネルギーが高かったためでしょう。
体調が悪いと敏感になるので,自分の体の変化がよくわかりました。
練習交流会に参加していた受講生は、わたしを含めて7名。
それぞれのレイキ体験をシェアしたあと,輪になったりペアになったりして,レイキの練習をしました。
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最後は,一人10分間ずつ順番にマッサージベッドに横になり,先生と受講生6人に、全身にレイキをしてもらいます。
不思議な体験をしたのは,このときでした。
私の順番のとき,ベッドの上にあお向けになって顔にタオルをかけられると,先生が手を当てる場所を指示していらっしゃる声が聞こえてきました。
皆さんの手が全身に当てられ,心地よい静寂に包まれました。
心の中に広がる,深い安らぎ。
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そのとき,何かのエネルギーが胸の奥の方にスーッと入り込んできたのを感じました。
そして,
「今までよくがんばったね。もう大丈夫だよ。安心して」
と誰かに言われたような気がしたのです。
そのとたん頭の中を駆け巡ったのが,手術が決まってからこれまでの大変だったさまざまな出来事でした。
家族に心配をかけまいとしてずっと明るくふるまっていた心の奥から,抑え込んで張りつめていた気持ちが一気に溢れ,涙があとからあとから流れ出てきました。
先生もみなさんも何もおっしゃらず,レイキをしながら黙って優しく温かく見守っていてくださっていました。
レイキをしていただいていた時間は10分間。
通常の時間とは長さも質も全く違った,別世界のような時間でした。
練習交流会が終わるころには,心の中が幸福感で満たされていました。
大切な人が自分のことを心底分かってくれて、心が通じ合ったときのような気持ちでした。
言葉を介していないのに,レイキのエネルギーだけでこんなことが起こるなんて,レイキの素晴らしさにただただ驚き,茫然としていました。
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そしてこの日,始まる前は調子の悪かった身体の状態が,帰るときにはまるでエネルギーを充電されたかのように,すっかり元気に戻っていたのです!
この練習交流会の日から、わたしはレイキの魅力に完全に心を奪われ,レイキの楽しさに目覚めてしまったのでした♡
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さらにこの練習交流会の数日後,術後の病理検査の再検査の結果が分かりました。
ありがたいことに,手術前の予想よりもはるかに結果が良く,今後のことはほぼ問題がないことが分かりました。
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それからは毎日自己ヒーリングを続けながら,練習交流会に通ってレイキをたくさんしてもらううちに,少しずつ体力を取り戻していきました。
こうして,レイキに出会ったおかげで,体力がなかったわたしが手術を乗り越え,疲れやすくいつもこわばっていた体が緩んで楽になり,手術前よりもずっとずっと元気になっていったのです。
家族の支えがあることや,周りの方たちとの素敵なご縁に恵まれていることにも改めて気がつき,体だけでなく、心も癒され満たされ豊かになっていきました♡