レイキの練習交流会で楽になった足の痛みと肩の凝り
12月に入り,空気がすっかり冷たくなりました。
最寄りの駅からの帰り道,木々の枝から落ちて重なり合った落ち葉の上を,かさこそと音を立てながら歩いてみましたら,足の裏から伝わって来る乾いた枯れ葉の感触が,冬の風情を感じさせてくれました♡
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先日,わたしがレイキを学んでいる「香りの森」の練習交流会に参加してまいりました。
練習会では,以前「香りの森」で1度だけお会いしたことのある受講生さんと再会し,練習会が始まる前はプチ同窓会のような時間になりました。
半年以上前のことなのに,お会いした日のことは2人ともとてもよく覚えていて,お互いの記憶をすり合わせながら,思い出話(?)に花を咲かせておりました。
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最初にお会いした頃とは打って変わって寒い季節になりましたが,練習会が行われていた部屋はぽかぽかと暖かく,相変わらずの居心地のよさをみんなで満喫。
お互いにレイキをしていると,氣の流れがよくなって身体の芯から温まってきて,温かいを通り越して熱くなってしまいました。
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足を痛めた方がお1人いらっしゃって,その方の足にレイキをさせていただくことができました。
足に手を当てた瞬間,痛めたところが熱を持っているのがわかりました。
しばらく手を当て続けていると,痛みのあるところよりもやや上の方からビリビリとした感覚が伝わってきます。
そのうち,痛みのあるところからも熱さの中からきめの細かい感じのビリビリ感が出て来て,私の両腕までその感覚が伝わってきました。
そのままじっと手を当てていると両腕のビリビリも収まり,やがて痛みのある箇所のヒビキも落ち着きました。
ヒビキ(病腺)が収まったのできっと楽になっていると確信しながら,レイキの時間が終わったあとに感想を伺ってみると…。
その方は,歩き回りながら何度も「すっごく楽になってる!」と嬉しいお言葉をおっしゃってくださいました☆
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最後はわたしがベッドの上でみなさんからレイキをしていただく番でした。
手を当てられた瞬間から,肩から背中からじわ~っとしみ込んでくるレイキのエネルギー♡
気がつかないうちに疲れがたまって,肩や背中が固くなっていたようです。
身体が緩んでいくと同時に疲れが溶けだし,心も緩んでいきました。
あまりにも気持ちよくて,そのまま意識が半分なくなってしまいました(笑)
レイキが終わってみると身体がとっても軽くなってスッキリし,優しい気持ちに満たされていました。
レイキは本当に心地よくて,やっぱり大好きです♡♡
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練習会が終わり帰る時間がやってきて外に出てみると,もう夕方なのに意外と寒くは感じませんでした。
レイキで身体が芯から温まったからだと思うのです。
一緒に参加された方々もレイキ三昧の時間を満喫され,ヒビキの感覚もしっかり分かったと,とても満足されていました。
いつかまたお会いしましょうと約束しつつ,みなさんとお別れしました。
レイキで知り合ったお仲間とは,いつもどこかでつながっているような気がするのです。
また1つ,幸せなレイキの想い出が増えました♡
レイキセラピー協会主催,レイキの公開体験会♡
定期的に開催されている,レイキセラピー協会主催の「公開体験会」。
東京武蔵野市の武蔵野プレイスという公共施設で,ほぼ毎月開催されています。
レイキ(靈氣)を30分間無料で体験していただけるので,いつも大勢の方がレイキを体験しに来てくださいます。
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わたしも毎回,受講生の施術スタッフとして参加して,たくさんの方々にレイキをさせていただいています。
そのたびに,レイキを受けてくださる皆さんがレイキの心地よさを実感され,終わったあとに,一様に明るく穏やかな表情になられるのを見ると,とっても嬉しくなります。
頭痛が治ったと驚かれた方,肩の凝りが楽になったと喜んでくださった方,腕の痛みがなくなったと言ってくださった方,心が癒されて楽しいことばかり思い出したと嬉しそうにおっしゃっていた方…。
レイキを受けて感じたことをそれぞれの言葉で表現され,喜んでくださるのを伺えることが本当にありがたく,いつも幸せな気持ちでいっぱいになるのです。
この体験会は,レイキを多くの方に知っていただくための場ではあるのですが,わたしにとってはそれ以上に,たくさんの方とふれ合い,お話しを伺い,レイキの感覚を共有しあえる貴重な場ともなっていて, ほんとうに多くのことを学ばせてもらっています。
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私も,この公開体験会がレイキとの出会いの場でした。
その日は 事前にネットで入念に調べて行ったのですが,その場所に着くまでは,どんな所か,どんな人たちがいるのかと思いを巡らせ,ほんとうに緊張していました。
そんな気持ちを抱えながらいざその場所に着いてみると,明るく静かで温かい雰囲気に包まれ,ホッと安心したのを覚えています。
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このときの緊張感と安心感は今でも記憶に残っているので,体験会にいらしてくださった方には,かつてのわたしと同じように少しでもリラックスしてレイキを受けていただいて,レイキの良さを味わっていただけるようにと,いつも心に留めながら施術をさせていただいています。
ただ,いざレイキをし始めるとそのようなことはすっかり忘れ,私自身にもレイキが流れるので,施術を受けていただいている方と一緒になってまどろんでしまうのでした。
レイキが終わったあとにはお互いに心が緩むので,施術をさせていただいた方ともすっかり打ち解け,レイキのことをたくさん質問していただけることもあり,ついつい長話になってしまうことも多々あるのです。
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次回の公開体験会は,12月8日㈮。もう来週です!
東京・中央線の武蔵境の駅前にある「武蔵野プレイス」という公共施設の一角で行われます。
わたしも,丸一日,スタッフとして参加させていただく予定です。
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実はわたしの大切な友人が,このブログを読んでレイキにとっても興味を持ってくれて,今度の体験会に来てくれることになりました~☆
ありがたくて涙が出そうです…。
リラックスして,レイキの良さを味わっていただけるといいなぁと思います。
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当日は,ご縁のあるみなさまとお会いでき,レイキの優しいエネルギーをお伝えできますよう願っております♡
(公開体験会の詳細につきましては,こちらのレイキセラピー協会のホームページにてご確認いただけます)
レイキ(靈氣)で癒された,母の肩の痛み
週末,実家の母が来てくれました。
前回来てくれたとき,痛めていた右肩にレイキ(靈氣)をしたところ,痛みがなくなったと言って喜んでくれた母です。
その後の経過を嬉しそうに報告してくれました。
右肩をぶんぶん回しながら(笑)
レイキをしてから,右肩を回しても荷物を持っても何をしても,肩には全く違和感がなくなり,完全に普段通りに戻ったそうなのです!
肩を痛めたその日には,夜は眠れず,夜中にトイレに行く途中に痛みで気を失ったほどだったそうです。
それなのに,何事もなかったかのように楽になったことに心底驚いてくれて,
「レイキはすごい!」と絶賛してくれました~♪
わたしも嬉しいです!
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母は,右肩があまりにも楽になったので,今度は左のひじと足の付け根が痛いのが気になるからレイキしてほしいと言い出しました。
ところがこの日はすぐに一緒に出掛ける用事があり,家でしっかりとは手を当てられませんでした。
その代わり移動中の電車の中で,母のひじにちょっとだけレイキ。
母「急に熱くなってきたよ~。効いているみたい」
私「そうね,今,急にビリビリしてきたよ」
と,まるで練習交流会のときの受講生同士の会話のように,お互いに感想を伝え合いながらレイキ(靈氣)を楽しんでいた母娘でした。
電車の中で!(笑)
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今でこそこんな風に,母にさっと手を当てられるようになったわたしですが,レイキを習い始めた頃は,なかなかこのようにはできなかったのです。
怪しいことをやっていると思われないかな,あんまり効かないと言われたらどうしようかな,などと,両親にどう思われるかばかりを考えていました。
それ以前に,大人になって親に触れるというのも何となく恥ずかしくて,なかなか言い出せなかったのです。
でもあるとき思い切って父にレイキをしたら,思いのほか喜んでくれて,効果を実感してくれて,そのうち母も「わたしにもお願い」と言ってくれるようになりました。
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両親にとって,わたしはいつまでたっても「かわいい我が子」で,わたしが病気になったときにもさんざんお世話になりました。
それはほんとうにありがたいことでしたが,一方で,私の側が両親に何かをお返しすることがなかなかできなくて,もどかしさを感じていました。
でも,今では何かあるとさっとレイキが出来て,楽になったと喜んでもらえて,そして両親と触れ合うことで心の距離感が以前よりもぐっと縮まり,自然と本音を伝え合い,お互いを思いやれるようになったように思います。
ようやく,自立した親子関係になれたような気がしているのです。
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長い時間はかかりましたが,そんな親子関係が築けたことも,レイキの効用でした。
不思議な力を持ったレイキ(靈氣)。
肩の痛みだけでなく,両親との関係も自然と本来の姿に戻れるよう,さりげなくサポートしてくれているのかもしれません。
【ヒビキとは】レイキ(靈氣)をはじめた頃のヒビキ(病腺)の感覚
レイキ(靈氣)をしている間は,相手から自分の手に伝わってくるものを丁寧に感じながら手を当てていくので,自然と,今ここにある自分の感覚に意識を向けるようになりました。
それは,自分の中から湧いてくる感覚や感情を否定せずに受け入れること,そして自分自身を認め受け入れることにも,つながっていくのだと思います。
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レイキをしているときに手に感じる感覚を,「ヒビキ」(直傳靈氣では「病腺」)といいます。
ヒビキは,不調箇所から送られてくるサインのようなもの。
調子の悪い箇所に手を当てると,レイキが流れ込んでその箇所が反応し,その反応が,ビリビリとしたしびれのような感じや,チクチクとした痛みのような感じなど,いろいろな感覚となって手に伝わってきます。
このヒビキを感じながら手を当てていくことで,限られた時間の中で,必要なところに効率的にレイキをすることができますし, 相手の方の状態や反応をしっかりと感じながらレイキをすることができるので,とっても便利なのです。
とても繊細な感覚ですので,なかなか自分の感覚を信用できない時期もありましたが,少しずつ少しずつ, この「ヒビキ(病腺)」の感じ方を習得していく過程も,レイキを習う楽しさ,そして味わい深さだと思うのです。
レイキは,この「ヒビキ」のあるところに手を当てるとたくさん流れます。
ヒビキが強い箇所ほど,さらにたくさんのレイキが流れます。
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講習後から,何となく感じることはできましたが,その後の入院中,手術後の患部に自己ヒーリングをしていたときには,痛いほどのはっきりとしたヒビキを感じました。
たくさんのレイキが患部に流れ込み,手術で傷ついた細胞たちが,一生懸命に元に戻ろうしようとしていたのでしょう。
手のひらがジンジンとしびれているところへ,たわしで手のひら全体をちくちくと刺されているような痛みのある感覚。
あまりにも強い感覚だったので,自分の手がおかしくなったのではないか,ただしびれているだけではないかと疑ったりもしました。
これがヒビキに違いないと確信できると,嬉しくなって手を当てているのが面白くなり,入院中はベッドの上でほぼ1日中自己ヒーリングをしていました。
ヒビキの感覚が分かると,ただ手を当てているだけなのにしっかりレイキが流れているのが実感できるので,とても楽しいのです。
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レイキを習うまでは,全く知らなかったヒビキ(病腺)の感覚。
この感覚を知ったことで,それまで自分の知らなかった世界が広がっていきました。
レイキを使ったりレイキセラピーを受けたりする機会が増えていくと,ヒビキの感覚もさらに敏感になっていき,氣の流れを感じる感覚など,ほかの感覚も少しずつ鋭くなっていきました。
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レイキという自然なエネルギーを暮らしの中に取り入れることによって,ヒビキという存在を知り,人が持っている可能性を知りました。
このような感覚は,きっと本来はだれでも持っている自然な力なのだと思うのです。
レイキは誰にでも流れている自然のエネルギーなのですから♡
『春の小部屋』のご案内
★セラピー
レイキセラピーは,初回のみ特別価格(60分3500円~)にてご提供中です。
疲れの溜まっている方や,レイキ(靈氣)を体験してみたい方に大変おススメです
★レイキ講習
レイキ講習は,受講生さまのご希望に合わせて随時受け付けております。
一日の講習で、ご自身やご家族の健康管理のために,レイキのお手当てを活用していただけるようになります
★アクセス
【レイキとの出会い⑤】初めてのレイキの練習交流会と心の浄化
悲しいこと,辛いことがあったとき,それを表に出さずに心にふたをしてしまうことがあると思います。
レイキ(靈氣)を受けると心が緩んで,気がつかないうちに心にため込んでいたそのような感情が,自然な形で溶けだして癒されることがありました。
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それを最初に体験したのは,レイキスクール「香りの森」の「練習交流会」に初めて参加したときでした。
それはちょっと不思議な体験でした。
レイキと共に過ごした10日間の入院生活 を終え,退院後,2か月近く経っていました。
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練習交流会の日の朝は体調が悪く,とても疲れていました。
その頃,術後の病理検査の結果が当初の予想よりもよくなかったのをきっかけに,心と身体が緊張ぎみになっていたのです。
当日は夫に車で送ってもらい、スクールまで何とかたどり着きましたが,具合が悪くなったら部屋の隅で休ませていただくつもりでいました。
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ところがスクールに着いていざ部屋に入ってみると,少し元気が出てきたのです。
その場にいらっしゃった仁科まさき先生や受講生さんたちのエネルギー,そしてお部屋のエネルギーが高かったためでしょう。
体調が悪いと敏感になるので,自分の体の変化がよくわかりました。
練習交流会に参加していた受講生は、わたしを含めて7名。
それぞれのレイキ体験をシェアしたあと,輪になったりペアになったりして,レイキの練習をしました。
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最後は,一人10分間ずつ順番にマッサージベッドに横になり,先生と受講生6人に、全身にレイキをしてもらいます。
不思議な体験をしたのは,このときでした。
私の順番のとき,ベッドの上にあお向けになって顔にタオルをかけられると,先生が手を当てる場所を指示していらっしゃる声が聞こえてきました。
皆さんの手が全身に当てられ,心地よい静寂に包まれました。
心の中に広がる,深い安らぎ。
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そのとき,何かのエネルギーが胸の奥の方にスーッと入り込んできたのを感じました。
そして,
「今までよくがんばったね。もう大丈夫だよ。安心して」
と誰かに言われたような気がしたのです。
そのとたん頭の中を駆け巡ったのが,手術が決まってからこれまでの大変だったさまざまな出来事でした。
家族に心配をかけまいとしてずっと明るくふるまっていた心の奥から,抑え込んで張りつめていた気持ちが一気に溢れ,涙があとからあとから流れ出てきました。
先生もみなさんも何もおっしゃらず,レイキをしながら黙って優しく温かく見守っていてくださっていました。
レイキをしていただいていた時間は10分間。
通常の時間とは長さも質も全く違った,別世界のような時間でした。
練習交流会が終わるころには,心の中が幸福感で満たされていました。
大切な人が自分のことを心底分かってくれて、心が通じ合ったときのような気持ちでした。
言葉を介していないのに,レイキのエネルギーだけでこんなことが起こるなんて,レイキの素晴らしさにただただ驚き,茫然としていました。
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そしてこの日,始まる前は調子の悪かった身体の状態が,帰るときにはまるでエネルギーを充電されたかのように,すっかり元気に戻っていたのです!
この練習交流会の日から、わたしはレイキの魅力に完全に心を奪われ,レイキの楽しさに目覚めてしまったのでした♡
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さらにこの練習交流会の数日後,術後の病理検査の再検査の結果が分かりました。
ありがたいことに,手術前の予想よりもはるかに結果が良く,今後のことはほぼ問題がないことが分かりました。
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それからは毎日自己ヒーリングを続けながら,練習交流会に通ってレイキをたくさんしてもらううちに,少しずつ体力を取り戻していきました。
こうして,レイキに出会ったおかげで,体力がなかったわたしが手術を乗り越え,疲れやすくいつもこわばっていた体が緩んで楽になり,手術前よりもずっとずっと元気になっていったのです。
家族の支えがあることや,周りの方たちとの素敵なご縁に恵まれていることにも改めて気がつき,体だけでなく、心も癒され満たされ豊かになっていきました♡
【レイキとの出会い④】術後のレイキセラピーで消えた痛み
初めてレイキ(靈氣)の本当の力を知ったのは,わたし自身が受けた手術直後のことでした。
入院中に受けたレイキが、術後の激痛を取り除いてくれたのです!
☆
その手術の10日ほど前に「香りの森」でレイキのレベル1を受講したとき,
「手術のあとはできるだけすぐに患部に手を当てるように」
というアドバイスをしていただきました。
レイキのエネルギーはその人の持つ自己治癒力を高めてくれるので,怪我や手術のときの傷が修復するのを,エネルギー的に強力にサポートしてくれるのです。
さらにこの講習の帰り際、先生が,入院中の出張セラピーを提案してくださいました。
自分が弱っているとレイキがあまり出ない場合もあるので、手術後、痛みがとれないときには,出張セラピーのできる受講生さんを募集していただけるそうなのです。
ありがたく優しいお言葉に感激しながら,安心して手術を迎えることができました。
☆
それから約10日後の手術当日。
手術が終わったあとに病室のベッドの上で意識が戻ったとき,患部の痛みの強さにびっくりしました。
痛み止めを増やしていただいてもほとんど効かず、手を当ててみても,少しは楽になるもののやはり痛みの感覚の方が強く,辛さはそれほど変わりません。
先生のおっしゃっていた通り,自己レイキが効かないほどに弱りきっていたのです。
受講生さんを派遣していただけるという先生のお言葉に甘え,夫から先生へお電話をさしあげて,出張セラピーの件をお願いいたしました。
☆
するとなんとその日の午後には,ベテラン受講生のKさんが病室までレイキをしに来てくださったのです!
一緒にいるだけで癒されてしまいそうな,優しく穏やかな空気感を持った方でした。
頭痛もひどかったのでまずは頭へ,その後患部へと手を当てていただきました。
すると…あんなに激しかった痛みが楽になり,硬直していた体から力が抜けていくように感じました。
患部に当てられている手は温かくて心地よく,ほっとして思わずうとうとと眠り込んでしまいました。
痛みがひどくてあんなに辛かったのに,手を当てていただいているだけでこんなに楽になるなんて…。
半信半疑だったレイキの威力を,そのとき身をもって体験できたのでした。
☆
2日後,同じKさんに再び来ていただきました。
今度は,手を当てていただくと痛みは完全になくなり,頭はスッキリして,身体中のこわばりがとれて軽くなりました。
このときも間もなく眠りに落ち,夢と現実の間をさまよっていました。
自分の身体が水面に浮び,そこからエネルギーが弧を描きながら広がっていくような感覚を味わっていたのをよく覚えています。
まるで異次元の空間にいるような,とても静かで心地よい感覚でした。
セラピーは2回とも,それぞれ2時間ぐらいだったと記憶しています。
☆
2回目のセラピーを受けてからは,手術のあとの痛みと緊張から解放されて身体がすっかり緩み,エネルギーを充電できたように,とても元気になりました。
残りの入院生活の間は自分でもレイキがしっかり出るようになり,病室でほぼ1日中,ひたすら患部に手を当て,自己ヒーリングをしていました。
レイキだけで痛みを抑えられるようになったので,入院中の後半は看護婦さんにお願いし,処方されていた鎮痛剤を飲まなくなりました。
手術当日,あんなに痛がっていたわたしが病院内をスタスタと元気に歩くのを見て,看護婦さんたちが驚いていました。
☆
退院するまでの10日間は今思い出しても,レイキのエネルギーで満たされた,幸せで充実した日々でした。
☆☆☆
このときの経験は,わたしにとって靈氣(レイキ)を学んでいく上で原点となる出来事となりました。
出張できるセラピストさんを親身になって探してくださったレイキの師匠である仁科まさき先生と,見ず知らずのわたしのために病院まで駆けつけてくださったKさんの,レイキのような深い優しさには,今でも感謝しています。
そして,その後の様々なレイキ体験を通じて,靈氣(レイキ)と,靈氣を使う人の深い優しさは,同質のエネルギーであり,車輪の両輪のようなものだと,少しずつ感じるようになっていきました。
★レイキサロン『春の小部屋』のご案内
★ただいまレイキセラピーのご予約をキャンペーン価格にて受付中です。&レイキ講習の受講生さま募集中です。
【レイキとの出会い③】入院前に受講した西洋レイキレベル1
入院前に「香りの森」で受けたレイキ講習は,まるで1日セラピーのように穏やかで心地よい体験でした。
その場の高いエネルギーとレイキのエネルギーが,手術前で緊張していたわたしの心と身体を緩ませ,癒してくれたのです。
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公開体験会でレイキを体験したあと,レベル1を受講したのは入院予定日の10日前ぐらいのことでした。
受講当日の朝,スクールに到着して案内されたお部屋は,初めての場所とは思えないほど居心地のよい空間。
そこで1日中,アロマの香りとヒーリングの音楽に包まれながら講習を受けていました。
講習中はほどよい緊張感もあるのですが,同時に,雑多な日常生活から完全に切り離された時間と空間に浸りきって,癒される時間でもありました。
元々,研究開発など理系の分野で専門的なお仕事をされていた先生が淡々と進められる講義はとても分かりやすく,レイキのことを非常に科学的に……というわけではありませんが,非常に理知的に説明してくださり,全く怪しくないのです。
人が持つ自然な力として,非常に納得させられるものでした。
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香りの森では,1日の講習の中で3回アチューメント(氣の流れをよくするためのヒーリングのような技法)を受けます。
また,アチューンメントや講義以外にも,実際にレイキを受ける体験やレイキをする練習もたくさんできました。
練習がたくさんできるということは,それだけ自分の身体にたくさんのレイキが流れるということ。
その分だけレイキの流れるパイプも太くなりますし,氣に対する感覚も鋭くなるのです。
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最初のアチューンメントの後,初めて先生にレイキをしていただいたときは,手術予定の患部に先生の手が置かれたときに,その辺りを中心に,何かがスーッと広がっていくのを感じたのが印象的でした。
不調の箇所にしっかりレイキが入っていったのです。
2回目か3回目のアチューンメントのときにも,頭から体の中心を心地よい細いものがスーッと通ったのを感じました。
これもレイキの感覚でした。
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手を当てた時に,不調箇所のサインとして感じる感覚をヒビキといいます。
午後は,そのヒビキを感じる練習もしました。
そんな感覚が分かるかどうか自信がなかったのですが,先生に教えていただいたら,ちゃんと感じることができたので自分でもびっくり!
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そのあとは,モデル(=レイキの練習台)として同行してくれた夫の腰に手を当てる練習をしました。
少し前から夫は腰が痛いと言っていたのです。
手を当てていると,だんだんわたしの頭の中に空洞が広がっていくようで,体も温かく,半分眠っているような,とても気持ちのよい状態になりました。
レイキは,セラピストの身体を通して氣が流れるので,手を当てているわたし自身にもレイキがたくさん流れ,癒されたのです。
そして夫の腰痛は,この講習のあと,痛みがなくなっていました!
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こうして,初めてづくしの講習が終わりました。
帰るときには,受講したというよりも,朝から夕方まで1日中のんびりできて癒されたという感覚が残りました。
不安でいっぱいだったはずの手術前のこの時期に,言葉では言い表せないような安堵感が心の中に広がり,体も心もすっかりほぐれていました。
この日は,初めてレイキの優しさをたっぷりと味わえた1日でした。
そしてこの日,きっと手術を乗り越えられるという,大きな自信を得たのでした。
初心者ではありますが,これでレイキを使えるようになったのです!
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振り返ってみると,この日を境に,わたしの記憶の中のカレンダーの色ががらりと変わったように感じています。
わたしの生活も,ものの見方も,そしてわたし自身も,このときから大きく変化していきました。